■高齢ドライバーが口にした「行き先」にゾッとした…
ある日、車に乗って「右折待ち」をしていたという星の砂時計さん。
後方から凄まじい轟音が聞こえてきたので振り返ると、そこにはホイール部分を剥き出しにし、火花を散らしながら走行する車両が確認できたのだ。
当時の様子について、星の砂時計さんは「停めないと危ないと思い、急いで車線変更をし、追跡しながら110番通報をしました」「その後、2.6kmほど走った交差点の赤信号で停車したため急いで駆け寄り、運転手の方にタイヤの状態を伝えました」と、振り返っている。
ドライバーは高齢の男性で、なんと星の砂時計さんに指摘され、タイヤの状態に初めて気付いたという。
さらに、男性の口からは「車の調子が悪いから、高速に乗って自宅に帰ろうと思っている」と、耳を疑う一言が。もしこの状態で高速道路に突入していたら、一体どうなっていたのだろうか…。
本人が「危険性を認識できていない」と判断した星の砂時計さんは、JAF(日本自動車連盟)に電話してレッカー車を手配したほか、現着した警察官に状況を説明。
「高齢男性は、警察官から厳しく注意されてました」とのことであった。繰り返しになるが、星の砂時計さんのこうした対応が無ければ、とんでもない事故に繋がっていた可能性が高い。