ハイブリッドを比較してみましょう。

「シビック」のハイブリッドは、「e:HEV」と呼ばれる方式で、走行領域のほとんどをモーター駆動でまかない、エンジンの出力を直にタイヤに伝えるのは高速走行の一部だけというのが特徴です。エンジンは発電が主な仕事となり、出力ではモーターが勝っています。そのモーターの出力は、最高出力135kW(184PS)、最大トルク315Nm。燃費性能は24.2km/l(WLTCモード)です。
「カローラスポーツ」のハイブリッドは、「プリウス」などにも搭載される、動力分割機構を使ったシステムです。1.8リッターのエンジンとモーターの力をシームレスに使いわけるのが特徴となります。システム最高出力は103kW(140PS)で、燃費性能はグレードごとに異なり、27.2~30.0㎞/l(WLTCモード)となります。

エンジン車と同様に、ハイブリッドもパワーの「シビック」、燃費の「カローラスポーツ」という違いになります。