渾身のランチメニューとは
晴ノ舎でイチオシなのがなんといってもランチです。
ランチは月替わりメニューの一択。
<10月のランチ(1800円)>
野菜中心のヘルシーなランチ。
メニューありきではなく採れる野菜を基にメニューを考えているのだとか。
当初はもっとたくさんのメニューを準備しようと思っていたそうですが、やっている内にその時々に採れる材料で渾身のひと皿を作ろうと考えが変わり、今のオンリーワンメニューになったそうです。
実際食べた中で気に入ったのが、
優しい甘みのある味噌汁:檜原村の水が良いせいか、汁ののど越しが滑らかです。
昔のきゅうり:歯ごたえシャキシャキ。(種大きく 中の綿が柔らかい 品種改良していない昔のままのきゅうり)
ピーマンのナムル:なぜこれが今までなかったのかと思うほど相性ドンピシャのマッチング。
野菜のグリル(じゃがいも、かぼちゃ、しいたけ):手作りのハーブ塩、クリームドレッシングが相性ばっちり。野菜の素材本来の味が濃くしっかり味わえます。
お米は山形「つや姫」の雑穀米:自家製の生姜味噌がまた食欲をそそります。
ひとつひとつに丁寧なこだわりが感じられました。
檜原村の農家さんは野菜を作るのが上手
「できるだけ檜原村で採れたものを使いたいと思っています」
「檜原村の農家の人たちは野菜作りが上手なんです」
と聞いたので「なぜ、檜原村の人たちは野菜作りが上手なんでしょう?」と訊いてみたんです。
その理由は、
苗ではなく種から育てる昔ながらの農法で作っているから
枯葉、腐葉土、炭などを撒いて土に栄養を与えているから
小規模農家はたくさんの作物を作ることはできないけれども、ひとつひとつ手間を惜しまず愛情を込めて作っているから
なのだそうです。
毎日畑に行き、愛情込めて作っていると土や野菜の足音が聞こえてくるのだとか。
それを完熟した一番美味しい状態で収穫する。そんな朝採れの野菜がおいしくないはずありませんよね。