連邦レベルでは政権交渉から外されてきた自由党のキックル党首は笑いが止まらないだろう。一方、国民党のネハンマー党首は、自由党が政権交渉に関与させよと再び要求してくるのを懸念し、社民党とネオスとの連立交渉を急いできた。いずれにしても、オーストリアは今年、旧政権(国民党と「緑の党」の連立)のもとでクリスマスを迎える。

編集部より:この記事は長谷川良氏のブログ「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2024年12月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はウィーン発『コンフィデンシャル』をご覧ください。