桃太郎は「犬猿の仲」が関係している?
ここからは「犬猿の仲」と桃太郎の関係を解説します。
桃太郎のお供は「猿・雉・犬」
桃太郎も「犬猿の仲」が関係しているとされています。
桃太郎は「桃太郎が猿・雉・犬を従えて鬼退治する」という物語です。
しかし、もともと桃太郎という昔話は「仲が悪い犬と猿と仲裁役である鳥を家来にして鬼を倒しに行く」という話だったとされています。
つまり、昔話の時点で犬と猿は「犬猿の仲」だったわけです。
お供に選ばれた理由は十二支!?
なぜ「猿・雉・犬」が選ばれたのかというと十二支が関係しているそうです。
もともと日本では鬼が出入りする方角のことを「鬼門」と呼んでいました。
この「鬼門」は方角でいうところの「丑寅」に当たるとされています。
その「丑寅」の対角に位置していたのが猿・雉・犬だったとされています。
つまり、桃太郎のお供は「鬼に相対する動物」が選ばれているということです。