ChatGPTは「ニュートンの予言」について、「科学と信仰を融合させようとしたニュートンの姿勢は、彼の時代を超えて、科学的な探究と精神的な問いが共存できる可能性を示している」と評価している。
ニュートンの「2060年終末説」までにはあと35年あるから、ババ・ヴァンガの予言のような緊迫感はないが、聖書の黙示文学から神の計画を推し量ろうとしたニュートンの真剣度には驚きを覚える。イエスは2000年前、「イチジクの木からこの譬(たとえ)を学びなさい。その枝が柔らかになり、葉が出るようになると、夏の近いことがわかる」(「マタイによる福音書」第24章)と語り、時の訪れを知れと諭した。
ニュートンはリンゴが樹から落ちるのを観て「万有引力の法則」を発見したが、21世紀に生きる私たちは何を観て「神の時」を知ることができるだろうか。
編集部より:この記事は長谷川良氏のブログ「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2024年12月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はウィーン発『コンフィデンシャル』をご覧ください。