王様ペレを抑えてトップに立ったのは、元ブラジル代表MFジュニーニョ・ペルナンブカーノ(2013年引退)だ。精度、パワー、カーブの完璧な組み合わせによって、30メートル以上の距離からでも正確にゴールを決める。その能力は、対戦相手にとって常に脅威となっていた。

サッカー史上最も優れたフリーキックの名手として知られているジュニーニョは、フランスのオリンピック・リヨン(2001-2009)でキャリアの全盛期を迎え、リーグ・アンで100ゴールを達成。その多くがフリーキックからのものだった。リヨンが2001/02シーズンからリーグ7連覇を果たした時には、彼のフリーキックが勝負を決定づける試合も多かった。