■架空の企業vs.ドンキの一騎打ち
そこで今回は、全国の男女1,000名を対象として「PPIHに関する意識調査」なるマニアックすぎるアンケートを実施してみる。
単純な「イエス」「ノー」で回答する認知度チェックでは生温いと感じたため、あえて「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスという企業が運営しているのはどちら?」という質問を用意。その上で、選択肢に「ドン・キホーテ」と「国際太平洋機構」という、いかにも意識が高く、国際色が強そうな架空の組織を配置することに。
下手をすれば全体の9割ほどがコロッと騙され、国際太平洋機構を選択するのでは…という予感さえあったが、蓋を開けてみると64.5%が「ドン・キホーテ」、35.5%が「国際太平洋機構」と回答する結果となった。
年代ごとの回答結果を見ると、意外なことに「最も知ったかぶりをしている世代」は、40代と明らかに。
一方で10〜20代は7割近くが「ドン・キホーテ」と回答していたのだが、この辺りは純粋な「知識」というより、いわゆる「逆張り」や「ウケ狙い」による回答も少なくないのではなかろうか。