松屋であれば松屋フーズホールディングス、セブン-イレブンであればセブン&アイ・ホールディングスといったように、チェーン店を展開する企業の多くは、社名と店名に共通点を見出せるもの。
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ところで、読者諸君は「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」なる企業が運営するチェーン名をご存知だろうか。
■PPIHが運営しているのは…
「太平洋」を意味するパシフィック、「国際」の意味を持つ「インターナショナル」を冠した企業。それこそがパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、通称「PPIH」である。
意識の高い社名に萎縮してしまった人もいるかと思うが、安心してほしい。同社が運営する代表的なチェーンは庶民、セレブを問わない人類の味方「ドン・キホーテ」なのだ。
元々は「株式会社ドンキホーテホールディングス」(ドン・キホーテホールディングス、ではない)という名前であった同社。2019年2月1日に前出のPPIHに社名を変更し、現在に至る。
しかし、世の人々のどれほどが「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」と聞いて、ドンキを連想するのだろうか…。