なぜなら、自由な社会だけが進歩することができるからです。
誰に何をどのように指図されることなく、働き、雇用し、取引し、生産し、輸出入するダイナミックな社会だけが繁栄することができるからです。
自由な社会であってこそ、私たちは国家として、神から与えられた自然の恵みを活用することができるのです。
今日のアルゼンチンを見て、私は自由の理念を道標として、この国が繁栄の道に戻るために必要なものをすべて持っていると確信しています。
それは、アルゼンチンを再び世界の偉大な国のひとつにすることであり、この地域のリーダーであり、基準であり、生産力、農業力、エネルギー、商業力、海洋力、技術力に溢れ、かつて私たちを特徴づけていたフロンティア精神で国土の隅々まで人口を増やすことに貪欲な国にすることです。
これこそが私が夢見る国であり、私が統治する国なのです。
このメッセージの最後に、知事、指導者、政治システムのさまざまな政党、そして今日ここに出席している下院議員、上院議員の皆様に伝えます。
今、アルゼンチンの歴史の中で極めて重要な瞬間に直面しています。
社会の大多数が犠牲者である不公正な制度にしがみつくこともできるし、あるいは、特定の利益やイデオロギー的偏見を捨て、私たちの変革の使命に協力し、国の変革に力を貸し、愛国者として後世に名を残すこともできます。
もし、コルドバで5月の盟約に署名することを選択するならば、私もアルゼンチン国民も、その行為を謙虚さと勇気の行為として、また、私たちがわだかまりなく協力し合えるという明確な兆候であると認識するでしょう。
アルゼンチン国民に求めることはただひとつ、忍耐と信頼です。
私たちが実施している経済再建と改革の成果を実感できるまでには、まだ時間がかかるでしょう。
しかも、私たちが受け継いだ災厄の全容はまだ見えていません。
しかし、私たちは正しい道を歩んでいると確信しています。
なぜなら私たちは歴史上初めて、症状によってではなく、財政赤字という原因に基づいてこの問題を攻撃しているからです。
だからこそ、私は皆さんに忍耐と信頼をお願いしているのです。
どんなに暗い夜でも、朝には必ず太陽が昇るのですから。
ソロモン王は神に、善悪を見分ける知恵と、それを選ぶ勇気、そしてその道を歩み続ける節制を求めました。
私は自分自身とここにいるすべての人に同じことを求めます。
名誉ある国民議会の通常会期(第142回)をここに開会します。
アルゼンチン国民に神の祝福があり、天の力が私たちとともにありますように。
ありがとうございました。自由万歳!
編集部より:この記事は自由主義研究所のnote 2024年3月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は自由主義研究所のnoteをご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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