民間外交、これがキーワードです。そして日本政府もこの力とうまく付き合っていく器量が大事なのです。幸いにして日本のアメリカに対する熱い気持ちはずっと以前から変わっていません。野球やゴルフなどスポーツからビジネス、文化など双方が深くかかわっており、相互依頼になっています。それをトランプ氏はしっかり感じ取るはずですから日米関係が壊れることはないのです。
但し、個人としてのつながりが維持できるかどうかはその個人次第なのです。石破茂という一人間とドナルドトランプという一人間とウマが合うか、それ次第だと思います。アメリカとカナダの関係は基本的に一心同体ぐらいの関係ですが、トランプ氏とトルドー氏は決して腹を割れる関係ではなく、表層の付き合いなのです。ここが政治家同士の関係構築の難しさなのでしょう。
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2024年12月17日の記事より転載させていただきました。