そういう観点からすればアメリカは巨大化し、M&Aと自前主義で「大きいものだけが生き残る」道を驀進しています。一方の日本は引き続き企業戦国時代ですが、この切磋琢磨、ライバル心むき出しが最終的には日本の技術が廃れない理由なのかもしれません。
日本のビジネスは他国に比べて劣っているかといえばそんなことはないのです。企業の規模と知名度が足りないのです。その改善をすればよいだけです。世界戦略のためのマーケティングとその人材の育成。それができれば日本は今の世界の潮流の中で案外しぶとく生き残れると思います。
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2024年12月13日の記事より転載させていただきました。