「元の木阿弥」の類義語

(画像=『FUNDO』より引用)
ここからは「元の木阿弥」の類義語を紹介します。
おじゃん
「おじゃん」は、物事がダメになることを意味する言葉です。
失敗に終わってしまうことを指す表現としても使用されます。
その点が「元の木阿弥」と似ているのではないでしょうか。
ただし「元の木阿弥」は一度良くなったものが元の状態に戻ることを指します。
対して「おじゃん」は単に物事が成功せずに終わることを表します。
そのため、両者は類義語ではあるものの若干ニュアンスが異なると覚えておきましょう。
お釈迦になる
「お釈迦になる」は、不良品になってしまうことを意味する言葉です。
特定のものが使い物にならなくなることを指す表現としても使用されます。
その点が「元の木阿弥」に通ずるのではないでしょうか。
ただし「元の木阿弥」は一度良くなったものが元に戻ることを指します。
対して「お釈迦になる」は鋳物職人の隠語から出た言葉で、阿弥陀像を鋳るはずが誤って釈迦像を鋳てしまったことから来た言葉とされます。
そのため、両者は微妙にニュアンスが違う類義語とも言えるのではないでしょうか。