インタビュアーから「大きな声でもう1回言っておきますか?」と“アンコール”をリクエストされると、鈴木は笑みを湛えながらカメラ目線で「禊は、終了しました」と口にすると同時に頭を下げた。怖いイメージを自ら払拭する“神対応”にSNSは沸き、「イメージが変わった」「何回聞いても面白い」「可愛すぎるなぁ」といった好意的な反応で埋め尽くされた。
副キャプテンとして、チームを背中で引っ張る鈴木。2025シーズンも得点のみならず、そのコメントにも注目だ。
「水かけPK」町田ゼルビアFW藤尾翔太
町田ゼルビアFW藤尾翔太がPK獲得時にルーティンとしていたボールへの水かけ行為。議論を呼んだのは8月17日、第27節ジュビロ磐田戦(町田GIONスタジアム/4-0で勝利)で藤尾がPKの前にボトルの水をボールにかけた行為に対し、高崎航地主審が濡れたボールを交換したことがきっかけだった。
この判断に、町田イレブンは主審を取り囲んで猛抗議。この事案は審判委員会でも議題に挙がり、同委員会は高崎主審の判断を支持した。競技規則には水かけ行為を禁止する条文はないが、審判委員会は「フェアで安全にという競技の精神を基に今後も主審がジャッジしていく」という方針を示した。
藤尾は『AbemaTV』で配信されている町田のドキュメント番組で「過去に乾いた芝の上で蹴ったPKが失敗に終わったことから始めた」と告白し、濡らしたかったのはボールそのものではなく芝だったという意図を明かした。しかし、”ルールで禁じられていないなら何をしてもいい”とも読み取れる行為は、ロングスロー時のタオル使用同様、他クラブのサポーターから「アンフェアなチーム」と受け取られ、当時既にダーティーイメージが染み着いていた町田の印象をさらに悪化させることに繋がった。