懐かしのゲームソフト「ボコスカウォーズ」が、チェスをベースとした2人対戦用ボードゲームになって新登場。

 「ボコスカチェス」として2025年2月28日、全国の書店、ECサイトにて発売されます。価格は2420円(税込)。

 「ボコスカウォーズ」といえば、1984年にX1向けに発売された戦略シミュレーションゲーム。翌年にファミリーコンピュータに移植され、ジャンルの先駆けとも呼べる斬新なゲームシステムを採用した一方、戦闘結果が運に左右されることから、「名作」または「クソゲー」と評価が二分する作品として、その名が知られています。

 新発売となる「ボコスカチェス」においても、ボコスカウォーズの原作者・ラショウ氏自らルールデザインを担当し、ボコスカらしいランダム要素のある戦闘は健在。懐かしいグラフィックも再現されており、ファンも納得の仕上がりとなっているとのことです。

「ボコスカウォーズ」がボードゲームに 原作者自らルールデザインした「ボコスカチェス」登場
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

 「ボコスカチェス」では自分のユニット1つを動かす手番を交互に繰り返し、相手の王の撃破を目指します。

 収録されているコマは15種類。スレン王陣営とバサム王陣営でそれぞれ異なるデザインのコマを収録し、原作そのままのドット絵仕様となっています。

「ボコスカウォーズ」がボードゲームに 原作者自らルールデザインした「ボコスカチェス」登場
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

 ユニットのコマはそれぞれ性能が違い、動かせる範囲だけでなく、戦闘で振るサイコロも変わってきます。

 このサイコロも「ボコスカチェス」のためだけにデザインされたオリジナル仕様。勝敗が一目でわかるのはもちろん、複数のサイコロを同時に振ることで、複雑な駆け引きが生まれます。

「ボコスカウォーズ」がボードゲームに 原作者自らルールデザインした「ボコスカチェス」登場
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

 定石通りに進まない戦闘の中で、大事になってくるのはリスクとリターンの駆け引き。ユニットの位置取りでサイコロをパワーアップできれば、勝利の確率をぐんと引き上げることができます。

 頭を使って戦うもよし、己の運を信じるもよし。最後までワクワクドキドキが楽しめる対戦ゲームに仕上がっているとのことでした。

「ボコスカウォーズ」がボードゲームに 原作者自らルールデザインした「ボコスカチェス」登場
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

 対象年齢は12歳以上で、プレイ時間は約20分を想定。現在「カドスト(カドカワストア)」および「Amazon」にて、予約受付中となっています。

情報提供:株式会社KADOKAWA

提供元・おたくま経済新聞

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