「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」の類義語

(画像=『FUNDO』より引用)
ここからは「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」の類義語を紹介します。
肉を切らせて骨を切る
「肉を切らせて骨を切る」は、自分も痛手を受ける代わりに相手にそれ以上の打撃を与えることを例えたことわざです。
別の表現では「肉を切らせて骨を断つ」とも表現されます。
言葉自体は自分の肉を切らせて初めて相手の骨を切ることができることを指します。
要は捨て身の覚悟を持って初めて敵に勝てるということを表現した言葉です。
その点が「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」と重なるのではないでしょうか。
死中に活を求める
「死中に活を求める」は、ほとんど助からないような状況でもなお生き延びる道を探し求めることを例えたことわざです。
別の表現では「死中に生を求む」とも表現されます。
古代中国の書物では『晋書-呂光載記』や『後漢書-公孫述伝』などで使用例が見られ、その言葉が日本にも広まったとされています。