■悪魔に取り憑かれた消防士:ジェレミー
20代後半の消防士、ジェレミー(仮名)は、奇妙な行動、何日も続く意識消失、原因不明の怪我の治療を求めてマーティンズ神父の教会を訪れた。
マーティンズ神父とジェレミーはしばらく個人的に話をし、異変が始まる前に消防士が経験したことについて話し合った。その時に憑依の原因が明らかになった。
ジェレミーは、8歳のときに兄とその友人と一緒にウィジャボードをプレイした後、悪魔に憑依されたのだ。
マーティンズ神父は表紙に聖水の小さな一滴がついた本をジェレミーに手渡し、ジェレミーがそれをつかむと悪魔は正体をあらわしたのだった。
「悪魔よ、あなたは誰だ?」と神父は尋ねた。
「神父、お前はクソだ! 彼(ジェレミー)は私のものだ。彼は私に身を捧げた。あなたは決して彼を手にすることはできない!」とジェレミーに憑いている悪魔が答えた。
「イエスの名において、ジェレミーを連れ出すよう命じる」と神父は宣言し、ジェレミーに悪魔を捨てて「イエスを主と認めよ」と何度も祈祷し、ジェレミーの身体から悪魔を追い払ったのだった。