ロジャース監督はセルティック時代の経験を活かし、レスターを2020/21FAカップと2021年のFAコミュニティシールドのタイトル獲得へ導き、プレミアリーグの上位争いに定着させた。しかし、在任4年目には状況が悪化し、2023年4月にチームを去ることとなった。その直後、クラブは2部へ降格した。
7位:ルベン・アモリム監督
スポルティング→マンチェスター・ユナイテッド:920万ポンド(約17億6,862万円)
2024/25シーズン序盤に、マンチェスター・ユナイテッドがエリック・テン・ハフ監督の解任を発表し、39歳のルベン・アモリム監督の招聘を決定。ユナイテッドはスポルティングに920万ポンドを支払い、同監督を引き抜いた。
テン・ハフ監督の体制で苦しいスタートを切ったユナイテッドにとって、アモリム監督には早急な再建が求められている。その評判の高さと移籍金の規模から、彼に寄せられる期待は非常に大きいものだろう。
6位:アルネ・スロット監督
フェイエノールト→リバプール:940万ポンド(約18億円)
2024年初頭、ユルゲン・クロップ監督がリバプール退任の意向を発表したことにより、後任探しが始まった。その結果、オランダのフェイエノールトを率いていたアルネ・スロット監督が選ばれた。スロット監督はフェイエノールトで2022/23リーグ優勝と2023/24リーグカップ優勝を成し遂げ、その手腕を高く評価されていた。
2024/25シーズンにリバプールの監督に就任し、期待と重圧が高まる中でもスロット監督はアンフィールドでの新生活に順調に適応している。現在までのところ、プレミアリーグとCLでも好調を維持しており、その投資は確実な成果を上げている。