「人を呪わば穴二つ」の類義語

「人を呪わば穴二つ」とはどんな意味?「穴二つ」があらわすものにゾクっとする!!
(画像=『FUNDO』より引用)

ここからは「人を呪わば穴二つ」の類義語を紹介します。

因果応報

「因果応報」とは、良い行いをすれば良い報いがあり悪い行いをすれば悪い報いがあるということを例えた四字熟語です。

もともとは仏教用語の1つで、現世の果報は過去の因縁によって決まることを意味する言葉です。

ここでの「因」は因縁の意味で、原因や理由を指します。
対して「果」は果報の意味で、特定の結果を意味します。
「応報」は特定の物事に対する報いの意味で使用される表現です。

つまりは「良いことも悪いことも結局は同じような報いを受けることになる」ということを意味します。

その点が「人を呪わば穴二つ」に通ずるのではないでしょうか。

剣を執る者は剣で亡ぶ

「剣を執る者は剣で亡ぶ」は、自分の行いは自分に返ってくることの例えです。

剣で相手を切りつける者は、やがて自分も剣で切りつけられて命を落とすということを指します。

その点が「人を呪わば穴二つ」と似ているのではないでしょうか。

ちなみに、この言葉はもともと「聖書-マタイの福音書」にある言葉から来た言葉だとされています。