■10年に渡って同駅を悩ませていたのは…

発見時の心境について、ポスト投稿主・定期券さんは「率直に、文章の表記が無礼であると感じました」「『スケートボードのプレーヤーは漢字を読めない』といった訳は当然なく、いくら迷惑な人に対してであっても、公益性の高い公共交通機関の組織として、非常に品位に欠ける行動と認識しました」と、振り返っている。

もちろん今回のポストに対し、定期券さんと同様の疑問を抱く人の意見も散見された。しかし前出のように、件の張り紙の内容に対して「肯定的」な意見を寄せるXユーザーが数多く確認できたのだった。

問題のセンター北駅構内の様子について、横浜市交通局・駅務管理所の担当者は「当交通局では、駅構内でのスケートボードの使用を禁止していますが、センター北駅では駅構内でスケートボードを使用する人が後を絶たず、ポスターを掲示し度々注意喚起を行なっても、通行のお客様と接触しそうになるなどのトラブルが10年以上続いており、お客様からも更なる対応を求めるご意見を頂いておりました」と、説明する。

続けて、「今回の貼り紙は、これまでも注意喚起を行なってきた中で、どのようにすればスケートボードの使用を控えて頂けるか、接触事故防止のための方法を考える中での一つとして掲出に至ったものです」と、掲出の経緯を語ってくれた。