岸田文雄と岸田派という派閥抗争になると一手先を考える事ができない連中が派閥抗争を最優先にして石破を担ぎ出したことで衆院選で惨敗。

石破茂も選挙の敗北ラインを割ったのに責任を取らずに首相の座に居座り。キングメーカーになれた事もあり穀潰し岸田文雄も石破続投を支持。

外交でも大きな損失を出しそうです。

「でも」というのはすでに国内でもやらかしているからです。

官僚の利権優先の宏池会(岸田派)に支えられている石破政権ですが、石破茂はマスゴミに受けるからとずっと反安倍的なものを主張し続けてきました。

組閣においても反安倍、選挙においても反安倍、選挙に負けても反安倍。

外交に於いても安倍とは違うやり方を取るとかどうとか。

もう安倍晋三は居ないんですよ、石破が戦う相手は亡くなった人間ではなく現実の政治なんですよ。

それに「うまくいっていたのなら真似すればいい」と考える事ができず、それまでを否定して独自色を出そうとする。

これは典型的な無能のパターンです。岸田文雄もこれをやろうとしましたが、支持率が急落して慌てて安倍晋三が残していったレールに戻しました。

石破茂は今のところまだ安倍の影と戦っています。呆れるしかありません。

石破茂は国民民主党の基礎控除引き上げ要求を嫌がる財務官僚と財務官僚の手下の宮沢洋一を筆頭とした党税調に押し切られる形で103万円の壁の引き上げは2026年以降と先送りを決めています。

官僚主導の岸田派頼みの弱い政権ということで厚生労働省が2026年から106万円の壁を撤廃し、あらゆる労働者に社会保険適用をさせる方針で動き出しました。また、厚生年金の積み立てられたお金から国民年金の支給額の底上げのためにお金を流用する事も言い出しました。

こうなれば103万円の壁を撤廃しても、あらゆるアルバイトやパート労働者まで社会保険料負担がどかんと発生し、企業側はその負担から賃上げに二の足を踏み、減税効果を打ち消す形になるでしょう。