買収の失敗はよくあります。近年の大型買収は一筋縄に行かず、各国の独占禁止法の審査を受けなくてはならず、その条件次第では買収後、一部を売却したり、他のブラッドを入れるなど施しをすることもしばしば起きます。日鉄としては850億円のペナルティまで払わされるわけでとんだ散財になりますが、挑戦の姿勢は称えたいと思います。

では今日はこのぐらいで。

編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2024年12月11日の記事より転載させていただきました。