近年はウィルスや物価上昇の影響から、自炊する方が増えています。家族が多い方は良いですが、野菜を買っても量が多かったり、使い切る前に傷んでしまったりすることも少なくありません。ここでは保存がきくおすすめの常備野菜をご紹介してまいります。正しい保存方法も解説していくので、チェックしてみてください。

目次
保存がきくおすすめの常備野菜
常備野菜を上手に保存する方法

保存がきくおすすめの常備野菜

保存がきくおすすめの常備野菜をご紹介!正しい保存方法も解説!
(画像=『工具男子』より引用)

野菜は様々な種類があり、常温で保存できるものや冷蔵保存が必須なものもあります。中には消費期限がある野菜もあり、使い切るのが難しい方もおられるでしょう。特に1人暮らしの方や忙しくて自炊できる日が少ないという方は、保存がきく常備野菜を買っておくのがおすすめです。

常備野菜①にんじん

保存がきくおすすめの常備野菜をご紹介!正しい保存方法も解説!
(画像=『工具男子』より引用)

まずはにんじんです。人参は味噌汁やスープに入れたり、野菜炒めやきんぴらなどの炒め物、カレーやてんぷらなど様々な料理に使えます。人参は購入後にキッチンペーパーや新聞紙などに包んで、冷蔵庫の野菜室で保管します。

キッチンペーパーなどで包むことで湿気や乾燥から守れるので、数週間から長いと1か月以上日持ちします。包む前に洗う必要はなく、保存中にキッチンペーパーが濡れていたら交換すると良いでしょう。

常備野菜②玉ねぎ

保存がきくおすすめの常備野菜をご紹介!正しい保存方法も解説!
(画像=『工具男子』より引用)

玉ねぎは常温保存ができる便利な野菜です。玉ねぎもカレーや炒め物、新玉ねぎはサラダでも美味しく食べられます。ネットなどに入れて直射日光の当たらない風通しの良いところに吊るすか、数が多い場合は1個ずつ新聞紙で包んで保存すると日持ちします。

長ければ2か月ほど保存できるので、何個か入っている袋入りを購入しても消費できるでしょう。直射日光が当たってしまったり湿度が高い場所は、玉ねぎの水分が蒸れて腐敗しやすかったり、カビが生えやすいため、置かないようにしてください。

玉ねぎは皮をむかずに保存します。皮をむくと中が緑色になっていることもありますが、じゃがいもと違って毒素が含まれているわけではなく、むしろケルセチンという成分が多く含まれて健康に良いので、食べても大丈夫です。

常備野菜③じゃがいも

保存がきくおすすめの常備野菜をご紹介!正しい保存方法も解説!
(画像=『工具男子』より引用)

長期保存ができる野菜の代表と言えば、じゃがいもです。じゃがいももカレーや肉じゃがなどの煮物、フライドポテトやポテトサラダなど多くの料理に使えます。常温保存でき、長いと5か月ほど保存が可能です。新聞紙やキッチンペーパーで包んで風通しの良い場所で保管し、紙が濡れていたら交換するようにします。

じゃがいもは直射日光や蛍光灯が当たると、皮や中身が緑色に変色してしまいます。じゃがいもの芽や緑の部分には天然の毒素があるため、取り除かなければなりません。室内でも暗所に置くようにしてください。

常備野菜④キャベツ

保存がきくおすすめの常備野菜をご紹介!正しい保存方法も解説!
(画像=『工具男子』より引用)

最後はキャベツです。キャベツはサラダや漬物など生食で食べることも可能で、炒め物やスープなど様々な料理に使えます。2人暮らしの方でも1個買ってしまうと使い切れないことも多いですが、上手に保存すると3週間程度日持ちします。

保存はキャベツの芯をくり抜き、その部分に湿らせたキッチンペーパーを丸めて詰め、全体を新聞紙などに包んでからポリ袋に入れ、芯を下にして冷蔵庫で保存してください。

常備野菜を上手に保存する方法

保存がきくおすすめの常備野菜をご紹介!正しい保存方法も解説!
(画像=『工具男子』より引用)

野菜を買っても保存状態が悪いと傷みも早くなってしまい、結局捨てることになると勿体ないです。常備野菜を上手に保存する方法を知って、長持ちさせて使い切るようにして下さい。

コツ①育った環境に近い状態にする

まずは、育った環境に近い状態にすることです。ごぼうや里芋など、土の中で育つ野菜は泥付きで販売されていることも多いですが、洗わずに泥が付いたまま保存するのがおすすめです。また、土の中で育つ野菜は、直射日光の当たらない、風通しの良い冷暗所で保存しましょう。

野菜は収穫した後も生きている状態のため、縦に伸びようとする野菜は立てて保存するのがおすすめです。キュウリやにんじん、アスパラやほうれん草などは立てて保存すると鮮度が長くなるでしょう。

コツ②保存袋に入れて酸化や乾燥などを防ぐ

保存がきくおすすめの常備野菜をご紹介!正しい保存方法も解説!
(画像=『工具男子』より引用)

保存袋に入れて酸化や乾燥などを防ぐことも大切です。ジッパー付保存袋はレタスなど大きい葉物も入るサイズや小さめのサイズもあります。野菜の鮮度を保持するポリ袋などもあるので、野菜専用のものを使うとかなり長持ちします。

葉物などは特に、袋に入れていないところから葉が乾燥して変色、しおれてしまうので、袋に入れて乾燥から守ります。また、野菜はカットしてしまうと酸素に触れて酸化し、色が変色してしまうため、保存袋に入れて早めに使用するのがおすすめです。

コツ③その野菜に合った温度で保存する

保存がきくおすすめの常備野菜をご紹介!正しい保存方法も解説!
(画像=『工具男子』より引用)

最後はその野菜に合った温度で保存することです。ついつい長く日持ちさせたいから冷蔵庫に入れておけば大丈夫、と考えがちですが、冷蔵庫の温度が合わない野菜もあります。例えば丸まるカットしていないイモ類は低温を嫌うため、常温保存がベストです。

さつまいもやじゃがいも、里芋などは冷えすぎると食感が悪くなってしまうため、涼しい場所で保存します。かぼちゃも丸ごとの状態なら常温保存で2か月ほど日持ちします。