TBSはトップニュースで「街の声」ともに報道
ジャニーズ問題について重大な人権侵害問題であると認識して、さまざまな番組で強く反省の姿勢を示していたのがTBSです。夜のニュース番組『news23』では松本さん休業の件をトップ項目扱いで3分30秒にわたって放送しました。特徴的だったのは「街の声」をかなり長く報じたことです。これは一般の人たちがどう感じているのを伝える手法で、今回のように何が事実なのかがわからない場合にさまざまな見方を視聴者に示すテレビ報道のテクニックのひとつです。
(尼崎市出身の女子学生)
「めっちゃ嫌や。尼崎って言ったら『松本人志の場所(出身地)や』って言われるくらい有名人やから、なくてはならない存在やな』
(東京・20代の女性)
「他にも影響をいろいろ与えそうですよね。結末がどうなるかじゃないですか。事実がどうなのかわからないからどっちとも言えないですよね」
(大阪・20代女性)
「テレビ終わりやなって感じ。あの人おらな、おもんなくないですか」
(50代男性)
「(活動休止は)妥当だと思います。けじめつけるにはいいと思いますよ」
TBSは吉本興業が12月27日とこの日の夜にHP上で発表したコメントに加えて、松本さんのXでの「事実無根なので闘いまーす」という投稿、「文春」の「十分に自信を持っており…」というコメントを報じていました。