●死んだ兄に励まされた

 Schneidah7氏はバイクに乗り時速80キロで走行中に事故に遭い、身を投げ出された。心肺停止の状態で路上に横たわっていた時、親愛なる者からの励ましの声が聞こえてきたのだ。

「私はただ路上に寝ていて、周囲がゆっくりと暗く静かになっていったことを覚えています」

「そのまま眠りにつくことができなかった唯一の理由は、何者かの『さあ、起きなさい! 何してるんだ! 起きなさい! 起きなさい!』という叫び声を浴びせられていたためでした」

「それから誰かが私のヘルメットを叩きました。それは本当に強い衝撃でした」

「目を開けると、路上でしゃがんでいる兄が見えました。数年前に兄はオーバードースで亡くなっているので奇妙に感じました」

「私が覚えている他のことといえば、兄が腕時計をちらりと見て『彼ら(救急車)はもうすぐ来るよ』と言って立ち去ったことぐらいです」

 いったんは心肺停止になったSchneidah7氏だが、この後病院に運ばれて奇跡的に死の淵から生還したのだ。