「能ある鷹は爪隠す」の対義語

「能ある鷹は爪隠す」とはどんな意味?
(画像=『FUNDO』より引用)

ここからは「能ある鷹は爪隠す」の対義語を紹介します。

空き樽は音が高い

「空き樽は音が高い」は、中身のない人に限って大袈裟な言動をするものだという例えです。

中が空の樽を叩くと高い音がしますが、中が満たされた樽は低い音がします。

転じて、中身のない軽薄な人ほど表現が大袈裟である例えとなったとか。

その点が「能ある鷹は爪隠す」と相反するのではないでしょうか。

鳴く猫は鼠を捕らぬ

「鳴く猫は鼠を捕らぬ」は、口数の多い人間に限って喋るばかりで実行が伴わないものだという例えです。

本来、猫は鼠を捕るのが得意な生き物とされています。
しかし、しきりに鳴く猫はあまり鼠を捕るのが上手ではありません。

転じて、実行力がない人への例えとして使用されるようになったとか。

その点が「能ある鷹は爪隠す」と反対の意味といえるでしょう。