こちらが実際にホッキョクグマとグリズリーが混じったクマの画像になります。
まさにホッキョクグマの白い毛とグリズリーの茶色い毛が混じり合った姿をしていますね。
こうしたハイブリッド種は、ホッキョクグマ(polar bear)とグリズリー(grizzly)双方の名前を取って、ピズリー(pizzly)やグローラー(grolar)、ポリズリー (porizzly)などと呼ばれています。
研究者によれば、ホッキョクグマが南下して、その姿のまま北アメリカの地に適応するのは生態的および生理的に困難であるといいます。
しかしグリズリーと合体すれば、彼らの遺伝子は新たなハイブリッド種の中で生き続けることでしょう。
ただ前提として、私たちはホッキョクグマを絶滅させないために、人為的な温室効果ガスの排出量を削減して、温暖化を止めることを最優先にすべきです。
ジャーン氏も「温室効果ガスの排出量を大きく減らすことができれば、北極から氷が無くなることも避けられるでしょう」と述べています。
野生でホッキョクグマとグリズリーの「ハイブリッド種」が増加中
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参考文献
Countdown to an ice-free Arctic: New research warns of accelerated timelines
https://www.colorado.edu/today/2024/12/03/countdown-ice-free-arctic-new-research-warns-accelerated-timelines
‘Ominous milestone for the planet’: Arctic Ocean’s 1st ice-free day could be just 3 years away, alarming study finds
https://www.livescience.com/planet-earth/arctic/ominous-milestone-for-the-planet-arctic-oceans-1st-ice-free-day-could-be-just-3-years-away-alarming-study-finds