アクセルの踏みはじめから最大トルクを発生するe-POWER
パワートレインは、エクストレイルが、1.5L VCターボエンジンを使うe-POWERに、電動駆動4輪制御技術のe-4ORCEの組み合わせ。
フロントに最高出力150kW(204PS)と最大トルク330Nm、リアは最高出力100kW(136PS)と最大トルク195Nmをそれぞれ発生する高出力モーターを配置して、モーター駆動らしい、力強く、なめらかな走りを実現するとともに、高い静粛性と18.3km/Lという優れた燃費(WLTCモード)性能を獲得しています。
対するCX-80のXD-HYBRIDは、最高出力187kW(254PS)と最大トルク550Nmを発生する3.3L直列6気筒ディーゼルターボエンジンに、最高出力12kW(16.3PS)と最大トルク153Nmを発生するモーターを組み合わせるマイルドハイブリッドシステム。
500Nmを超える図太いトルクにモーターアシストが加わったことで、2トンを超える重量級の車体を感じさせないスムーズな加速が魅力で、燃費(WLTCモード)は19.0km/Lを実現しています。
エンジンがメインのCX-80に対して、エンジンで発電し、その電力でモーターを駆動させて走行するエクストレイルは、スポーツカーのような走り。CX-80は高級車的なフラットでスムーズな印象で、キャラクターの違いがはっきり現れます。