「所変われば品変わる」の類義語

「所変われば品変わる」とはどんな意味?
(画像=『FUNDO』より引用)

ここからは「所変われば品変わる」の類義語を紹介します。

難波の芦は伊勢の浜荻

「難波の芦は伊勢の浜荻」は、葦という植物の呼び方についての違いを表現したことわざとなります。

現に大阪(難波)で呼ばれる「葦(アシ)」は三重(伊勢)だと「浜荻(ハマオギ)」という呼称で呼ばれているのが特徴です。

転じて、土地が変われば名前が変わることを意味します。

その点が「所変われば品変わる」と似ているのではないでしょうか。

郷に入りては郷に従う

「郷に入りては郷に従う」は、その土地に住むにはその土地ならではの風習や習慣に従うことが必要であるということを表現したことわざです。

例えば、田舎に移住した際に都会の常識を持ち込むと現地の人が困惑します。

場合によってはよそ者として嫌われてしまうこともあるかもしれません。
だからこそ、その土地に古くから伝わるしきたりを守らねばなりません。

転じて、その土地にはその土地の決まりがあるということを意味します。

その点が「所変われば品変わる」に通ずるのではないでしょうか。