難読漢字が並ぶ四字熟語、それが「夙夜夢寐」です。
この言葉は日常生活ではまず目にすることもなく、意味はおろか読み方すらわからない人もいるのではないでしょうか。
この記事ではそんな「夙夜夢寐」について解説します。
併せて、成り立ちや類義語も詳しく紹介します。
目次
・「夙夜夢寐」とは
・「夙夜夢寐」の意味
・「夙夜夢寐」を使う場面・例文
・「夙夜夢寐」の成り立ち
・「夙夜」とは
・「夢寐」とは
・「夙夜夢寐」の類義語
・寝ても覚めても
・四六時中
・まとめ
「夙夜夢寐」とは
ここでは「夙夜夢寐」の意味を解説します。
ちなみに「夙夜夢寐」は「しゅくやむび」と読みます。
「夙夜夢寐」の意味
「夙夜夢寐」は一日中を意味する四字熟語です。
この言葉は朝から晩までいつもいつもという意味があります。
他にも寝ても覚めても思うことの意味で使用されます。
要は一日中、頭を離れず思い続けることを指す言葉といえるでしょう。
「夙夜夢寐」を使う場面・例文
「夙夜夢寐」は四六時中という意味で使用する四字熟語です。
・例文1:あの人は夙夜夢寐、寝ても覚めても仕事のことばかり考えている。
・例文2:両親のことが忘れられない。夙夜夢寐、いつも頭から離れない。
・例文3:夢は夙夜夢寐、達成するまでは忘れることなどできるわけがない。
このように終日絶えずという意味で使用されるのが特徴です。
何かの虜になっている様子や夢中になっている様子を指して使用することもあります。
ただし、日常会話ではまず耳にしない言葉なので、あくまでも文章表現の1つとしてこのような言葉があると覚えておきましょう。