危険な場面で使用する言葉、それが「九死に一生を得る」です。
しかし、この言葉はどのような状況を意味するのでしょうか。
この記事では「九死に一生を得る」がどのような言葉なのか、類義語を含めて解説・紹介します。
目次
・「九死に一生を得る」とは
・「九死に一生を得る」の意味
・「九死に一生を得る」の用い方・例文
・「九死に一生を得る」の成り立ち
・「九死」とはどんな状況?
・「一生」とはなにをあらわす?
・「九死に一生を得る」の類義語
・死中に活を求める
・刀下の鳥林藪に交わる
・まとめ
「九死に一生を得る」とは
ここでは「九死に一生を得る」の意味を解説します。
「九死に一生を得る」の意味
「九死に一生を得る」はほとんど命が助かりそうもないところをかろうじて助かることを意味する言葉です。
現代では追い込まれた状況から一転して救われる意味でも使用されます。
ピンチを何とかギリギリのところで切り抜けたような場面を「九死に一生を得た」と表現することもあります。
「九死に一生を得る」の用い方・例文
「九死に一生を得る」は奇跡的に助かったような場面で使用します。
・例文1:マンションが火事になったものの、部屋が非常口の隣だったこともあってすぐに逃げることができた。九死に一生を得るとはこのことだ。
・例文2:飛行機で心肺停止の状況に陥ったが、医者と看護師が同乗していたことで九死に一生を得た。
・例文3:仕事で取り返しのつかないミスをしたと思ったが、同僚にサポートしてもらって九死に一生を得ることができた。
このように「九死に一生を得る」は追い込まれた状況から奇跡的に助かった場面で使用します。
本来は命が助かることを意味しますが、現代ではピンチを切り抜けた際にも使用する言葉としても使用されています。