たこ焼き器がないと、たこ焼きは作れない……そんな先入観にとらわれていませんか?オタフクソースの公式Xが、逆転発想の斬新レシピを公開し注目を集めています。その名も「カクたこ」。
卵焼き用のフライパンを使って作る、「四角いたこ焼き」のことです。たしかに、「たこ焼き=球状」と決まったわけではありません。今回はたこ焼き器をもっていない筆者が、このカクたこづくりにチャレンジしていきます。
オタフクソース公式の投稿によると、材料は以下の通り。オタフクソースが販売しているたこ焼きキットに大まかな材料が含まれていましたので、一部はそちらを使用しています。
【材料】1人分
オタフクたこ焼粉……40g
卵……1個
水……150cc
たこ(あらかじめ1cm角にカット)……40g
青ネギ(小口切り)……適宜
オタフクイカ天入り天かす天華……10g
紅しょうが……適宜
青のり……適宜
サラダ油……適量
オタフクたこ焼ソース……適量
まずはボウルに卵を割りほぐし、水、たこ焼粉を入れてよく混ぜ、生地を作ります。
次に卵焼き用フライパンにサラダ油を入れ中火で熱し、用意した生地を流し入れます。
そこへ天かす天華、紅しょうが、青ネギを全体にまぶします。たこはフライパンの手前半分側に置いていきましょう。
その後1分半ほど焼いて、生地の周りが固まってきたら、フライ返しで奥から手前に、半分に折り返します。形が崩れないよう、慎重に……。
そのまま追加で1分焼いて、今度は全体をひっくり返します。この状態で2分焼き、表面がきつね色にこんがり焼けたら火から下ろします。
お皿に盛り付けて、仕上げにソース、青のり、青ネギをかければ「カクたこ」の完成です。
……と、ここで気付いたのですが、見た目は完全にお好み焼きなんですよね。もしやお好み焼きを作っていただけなのでは……。
■ 見た目はお好み焼きながら、味は完全にたこ焼き
さて、気を取り直して実食タイム。箸で割って、ひと口食べてみると……おぉ、この外はカリッ、中はふわっとした食感は確かにたこ焼きです。
ぶつ切りのたこも余すところなく入っていて、食べ応えもたっぷり。屋台などで購入するたこ焼きと同等、もしくはそれ以上の満足感が得られました。
通常、たこ焼き器で作る場合はプレートを用意したり、ひとつひとつひっくり返す必要がありますが、そうした手間が省けるのはメリットと言えるかもしれません。また、家族や友達でシェアしたい場合には、一口サイズにカットすると取り分けやすそうです。
たこ焼き器がなくてもたこ焼きは作れる……その内容に偽りなし。そして、筆者のようなたこ焼きづくり初心者でも簡単に作ることが出来ました。さすがはオタフクソース公式が紹介するレシピといったところでしょう。
なお、たこがない場合はウインナーやシーフードミックスなどで代用するのもおすすめとのこと。もちろんかつお節をふったり、マヨネーズをかけたりすればより本格的になるでしょう。これで我が家もあこがれのたこ焼きパーティーが出来そうです。
(山口弘剛)
提供元・おたくま経済新聞
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