岡山のホーム「シティライトスタジアム」は、竣功当初は「桃太郎スタジアム」の名で親しまれ、のぞみも停車するJR岡山駅から徒歩圏内だ。J1昇格となれば、J1クラブのサポーターも大挙遠征してくることが予想され、市街地も活気付くだろう。

一方、仙台は来季、ユアテックスタジアム仙台の芝生張替工事のため6月末まで、2002年ワールドカップ日韓大会で日本代表がラウンド16でトルコ代表に敗れたことでも知られる収容人数約5万人の東北最大スタジアム「キューアンドエースタジアムみやぎ(宮城スタジアム)」を使用することになる。J1に昇格して、そのキャパシティーに相応しいクラブを目指すことは当然のことだ。

それぞれが最大級のモチベーションをもって臨むことに加え、サッカーの神様の“いたずら”が今回も出現するのか、見逃せない一戦だ。