「壁に耳あり障子に目あり」の類義語

「壁に耳あり障子に目あり」とはどんな意味?どんな状況で用いる言葉?その類義語は?
(画像=『FUNDO』より引用)

ここからは「壁に耳あり障子に目あり」の類義語を紹介します。

壁に耳あり徳利に口あり

「壁に耳あり徳利に口あり」は、うっかり喋ると禍を招くから注意するべきであるということを表現した言葉です。

どのような話も慎重に話さないといつどこで誰に知られるかわかりません。
だからこそうっかり喋ってしまわないようにという意味で使用します。

その点が「壁に耳あり障子に目あり」と似ているのではないでしょうか。

字面も「障子」が「徳利」に変わっただけで、ほとんど同じ意味です。

闇夜に目

「闇夜に目」は、人知れず悪事を働いても必ず露見することの例えです。
バレないように犯罪したとしてもいずれは必ずバレるものだという意味で使用されます。

つまりは誰がいつどこで見てるかわからないということを指す言葉です。

その点が「壁に耳あり障子に目あり」と通ずるのではないでしょうか。

ただし「壁に耳あり障子に目あり」は噂話などが対象となります。
対して「闇夜に目」は悪事や犯罪が対象となるので注意しましょう。

こそこそ三里

「こそこそ三里」は、こそこそ話でも遠くまで伝わることの例えです。

隠し事は往々にして漏れやすいことを意味する言葉となります。
実際にこそこそ話であっても気づけばみんなに知られていることがあるのではないでしょうか。

その点が「壁に耳あり障子に目あり」と重なります。