自分自身、外資系でCFOに気に入られて何かと特別扱いを受けたり、社外のキャリアアップフォローをたくさんしてもらったのは「個別に二人で飲み会に参加」したのもあったと思っている。

会社は仕事をする場ではあるが、結局人と人との関係性で成り立っているので「好き嫌い」は必ずある。飲み会だけで決定的になるとは思わないし、参加して必ず得する保証はないものの、少なくとも「頑なに社交の場を避ける人」というウィークポイントを作ることは避けられる。

もちろん、本当に実りのある飲み会もゼロではないが、「最初の一時間だけ顔を出して帰る」といった形なら、プライベートの時間もそうそう削られることもないし、まったく参加しないのとではどうしても印象が違ってくるだろう。そのバランス感、自分本位かどうかも含めて評価に入ってしまう。一切の社交を否定したいなら一人社長で独立するか、専業トレーダーもありだろう。

 

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