くつろぐことを意味する言葉、それが「鬼の居ぬ間に洗濯」です。
しかし、なぜ「洗濯=くつろぐ」を意味するのでしょうか?
この記事では「鬼の居ぬ間に洗濯」がどのような意味の言葉なのかについて解説します。
目次
・「鬼の居ぬ間に洗濯」とは
・「鬼の居ぬ間に洗濯」の意味
・「鬼の居ぬ間に洗濯」の用い方・例文
・「鬼の居ぬ間に洗濯」の成り立ち
・「鬼の居ぬ間に洗濯」における「鬼」の存在
・「洗濯」するのは心や気持ち!?
・「鬼の居ぬ間に洗濯」の類義語
・羽根を伸ばす
・When the cat’s away, the mice will play.
・まとめ
「鬼の居ぬ間に洗濯」とは
ここでは「鬼の居ぬ間に洗濯」の意味を解説します。
「鬼の居ぬ間に洗濯」の意味
「鬼の居ぬ間に洗濯」は恐ろしい人や怖い人がいないうちに思う存分くつろぐことを意味することわざです。
気兼ねする人がいないことでのんびりできることを意味します。
つまり、ここで言う「洗濯」はくつろぐことを意味する言葉として使用されているということです。
「鬼の居ぬ間に洗濯」の用い方・例文
「鬼の居ぬ間に洗濯」は口うるさい主人や上司がいない間に思う存分くつろぐことを指して使用します。
主に使用人や部下がくつろいで自由に振る舞うことを例えて表現します。
・例文1:今日は社長が出張でいないから鬼の居ぬ間に洗濯といきますか。
・例文2:鬼の居ぬ間に洗濯と言わんばかりにみんなで昼寝をする。
・例文3:主人が取引先との商談で留守にしている間は鬼の居ぬ間に洗濯、気兼ねなくのんびりできるというものだ。
このように「鬼=主人・上司」となる存在がいないことでくつろげる状態を指して「鬼の居ぬ間に洗濯」を使用します。