慣用句「暑さも寒さも彼岸まで」の類義語

「暑さも寒さも彼岸まで」とはどんな意味?彼岸とはいつあるもの?
(画像=『FUNDO』より引用)

ここからは慣用句としての「暑さも寒さも彼岸まで」の類義語を紹介します。

禍福は糾える縄の如し

「禍福は糾える縄の如し」は災禍と幸福は糾った(縒り合わせた)縄のように表裏一体であることを例えたことわざです。

現に幸せなことがあれば不幸せなこともあるのが人生です。
その幸不幸にいちいち一喜一憂していても仕方ありません。

転じて、つらいこともやがて終わるという意味で使用されます。
その点が「暑さも寒さも彼岸まで」に通ずるのではないでしょうか。

人間万事塞翁が馬

「人間万事塞翁が馬」は不運に思えたことが幸運につながったり、その逆だったりすることを例えたことわざです。

現に運の良し悪しは容易に判断することなどできません。
不運な出来事も幸運な出来事につながるかもしれません。
その逆もまた然りといえるのではないでしょうか。

転じて、つらいこともやがて終わるという意味で使用されることがあります。
その点が「暑さも寒さも彼岸まで」と似ているのではないでしょうか。