11月21日に講談社から発売される、「ナガノ展 原画集」の表紙イラストの一部に誤りがあったことが発覚。青年漫画誌「モーニング」の編集部は公式Xアカウントおよび公式HPで19日に謝罪し、交換対応に応じると発表しました。

 しかし、誤りがあるとされる表紙は正しい表紙と見比べてもほぼ違いが判らないレベル。加えて内容には誤りはないとのこと。SNSには「逆にレア」「むしろ欲しくなる」といった声が相次ぎ、話題になっています。

■ 「ナガノ展」の作品を収録した書籍

 「ナガノ展」は、「ちいかわ」や「MOGUMOGU食べ歩きくま」などで知られるイラストレーター・ナガノさんの作品展。2022年12月から2024年9月までの間、全国各地で開催されており、今回の書籍は会場で展示された作品を収録したものとなっています。

 公式HPに掲載された表紙データを見てみると、たしかに「ナガノくま」の鉛筆の跡が途中で消えていたり、「あのこ」の腕のディテールが若干異なっていたり、という違いがあるようですが、よく見なければわからないレベル。おまけに、内容に誤りはないとのことなので、「これくらいであれば気にしない」という声が多いのも納得です。

ちいかわ作者の「ナガノ展 原画集」初版表紙にミス発覚、講談社謝罪→ファンら「逆にレア……ってコト!?」
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

■ 「発売日から店頭に並ぶデザイン」はミスを含んだ初版

 なお、「発売日から店頭に並ぶデザイン」はこのミスを含んだ初版。対象は、「KCピース『ナガノ展 原画集』(初版)」で、最終ページに「2024年11月19日第1刷発行」と記載されています。恐らく2版から正しいデザインに差し替えられるものと思われます。

 モーニング編集部は、交換希望者にはもれなく無償対応すると発表しており、詳細な案内をモーニング公式HPにて掲載。

 「今後このようなことがないよう、あらためて細心の注意をはらって編集作業をおこなってまいります。読者の皆様ならびに、ナガノ先生には多大なるご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます」とお詫びしています。

※掲載画像はモーニング公式HPのスクリーンショットです。

(山口弘剛)

提供元・おたくま経済新聞

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