ここ数試合はリーグ戦でゴールからは遠ざかっているが、ここで結果を出しステップアップすることができれば、FW上田綺世(フェイエノールト)やFW小川航基(NECナイメヘン)らを脅かすストライカーとして日本代表でスタメンの座を奪う日も近いかもしれない。
平河悠(ブリストル・シティ)
J1昇格1年目ながら大きな躍進を遂げた町田ゼルビアから、2024年7月にブリストル・シティへ加入したFW平河悠は、チャンピオンシップで14試合に出場し2ゴールを挙げている。U-23日本代表としてもパリ五輪に出場した平河は初戦のパラグアイ代表戦(5-0)で負傷し、1試合の出場と不完全燃焼といえる結果に終わっている。パリでの悔しさを晴らしイングランドの地で活躍を見せればA代表入りも見えてくることだろう。
角田涼太朗(カーディフ・シティ)
筑波大学から横浜F・マリノスへ加入しプロデビューしたDF角田涼太朗は、Jリーグで通算36試合に出場。2024年1月にカーディフ・シティへ完全移籍すると同時にベルギーのKVコルトレイクへ期限付き移籍し、ベルギーでのプレーを経て2024年7月にカーディフへ復帰した。
左利きのセンターバックとして守備のみならず、後方からのビルドアップで攻撃の起点ともなる角田。身体の強さや鋭い読みなど彼のプレーには目を見張るものがある。チャンピオンシップでの経験を糧にワールドクラスのセンターバックへの成長を期待したい。
坂元達裕(コベントリー・シティ)
2023年7月にコベントリー・シティに加入し、現在イングランドで2シーズン目を迎えるMF坂元達裕は、2019年にモンテディオ山形でプロデビュー後セレッソ大阪(2020-2022)に加入。2020年にはJリーグ優秀選手賞を受賞するなど、国内では今後の活躍を期待されていた選手の1人だ。