「一寸先は闇」の類義語

「一寸先は闇」とはどんな意味?その類義語は?
(画像=『FUNDO』より引用)

ここからは「一寸先は闇」の類義語を紹介します。

無常の風は時を選ばず

「無常の風は時を選ばず」は、人間の死はいつどこで訪れるかわからないということを表現したことわざです。

「無常の風」は、世の儚さを意味する「無常」を「風」に例えた表現です。

花を散らす風は時間も場所も選ばずに吹きすさぶもので、人間の命もいつどこで尽き果てるかはまったく予測できません。

その点が「一寸先は闇」に通ずるのではないでしょうか。

人間万事塞翁が馬

「人間万事塞翁が馬」は、人生における幸運・不運は予測できないということを表現したことわざです。

起きた出来事が良いことか悪いことかは誰にもわかりません。
幸が不幸に転ずることもあれば、逆に不幸が幸に転ずることもあります。

このように運の善悪は時と場合によって変わっていくものです。
その点が「一寸先は闇」と似ているのではないでしょうか。

なお「人間万事塞翁が馬」には「将来や未来のことなど誰にもわからないからこそ一喜一憂する必要はない」という意味合いも含まれます。

実は「一寸先は闇」にも「誰にも将来や未来のことなどわかりようがない」というニュアンスがあります。

その点も共通しているといえるかもしれません。