要約すれば、ChatGPTは「保守的な価値観、歴史観、右派思想など、同じような傾向を持つ論者が毎号のように登場するので、幅広い論者の多様な論考を扱う論壇誌、言論誌と違うから論壇時評の対象にならない」とみています。保守派、右派、旧安倍派などのいわば「機関誌」との位置づけでしょう。
毎号、大々的に新聞広告を掲載し、常連の執筆者、しばしば登場する似たような見出しを読んでもらえれば、存在感を示せると考えているのかもしれない。
それにしても、読売新聞グループの月刊中央公論の広告が読売新聞では全5段の3分の1程度であるのに対し、HANADA、WILLがそれぞれ全5段広告というのは、アンバランスで理解に苦しむ。産経新聞発行の「月刊正論」の広告も、小さかったように思います。
編集部より:このブログは「新聞記者OBが書くニュース物語 中村仁のブログ」2024年11月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、中村氏のブログをご覧ください。