「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」の用い方

「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」とはどんな意味?
(画像=『FUNDO』より引用)

ここからは「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」の使い方を解説します。

説教じみた用い方はしない

「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」は自分よりも未熟な者から教えられることもあるという意味があるため、やや上から目線のような言葉に感じます。

しかし、実際にはあまり説教じみた使い方はしません。

むしろ、大人でも子供から教えられることはあるという「感心」にも似た言葉として使用するのが一般的です。

もしくは教える者と教わる者の立場が逆転することの表現としても使用され、教訓じみた意味ではなく穏やかでほほえましい表現としても使用されます。

要は説教じみた用い方ではなく「未熟な者からも学ぶことはある」という戒めのような意味合いがあると覚えておきましょう。

「負うた子に教えられる」と略されることもある

「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」は「負うた子に教えられる」と略して使用されることもあります。

この場合も意味は変わりません。
「負うた子に教えられる」も年下の人や目下の人から教わることはあるという意味で使用されます。

こちらも「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」と同様に教わる相手を咎めているわけではないのでその点は注意しましょう。