「当たるも八卦当たらぬも八卦」の類義語
ここからは「当たるも八卦当たらぬも八卦」の類義語を紹介します。
鬼が出るか蛇が出るか
「鬼が出るか蛇が出るか」は、どんな事態が起こるかわからない予測不能で不気味な状態のことを例えた言葉です。
日本では古くから「鬼」や「蛇」の類は恐ろしいものとして扱われてきました。
人間にとって突然現れる「鬼」や「蛇」は不気味なものだったわけです。
転じて、予測不能で不気味な状態であることを「鬼が出るか蛇が出るか」と表現するようになったとされています。
ちなみに、この言葉は傀儡師の口上にも使用されていたとされ「仏が出るか鬼が出るか」という言い方もされていたようです。
そういったどう転ぶかわからない曖昧な状況が「当たるも八卦当たらぬも八卦」に似ているのではないでしょうか。
吉と出るか凶と出るか
「吉と出るか凶と出るか」は、おみくじなどの占いで吉と凶のどちらが出るかわからない状況のことを表現した言葉です。
おみくじを引く際、吉が出ることもあれば凶が出ることもあります。
しかし、それに一喜一憂するのは無意味です。
なぜなら、占いは当たりも外れもあるからです。
その点が「当たるも八卦当たらぬも八卦」と同じ意味といえるでしょう。