そして、ビジネス書は伝える情報量に限界があります。一般的なビジネス書は約200ページです。さらに自ら読むことをしなければ、永遠に知識の習得はできません。

これに対して特にセミナーは、リアルタイムで講師が伝えますので情報の鮮度もよく、そして半ば強制的に聞く機会を設けることができるため、知識の習得という点では結果として費用対効果、時間対効果が向上することになります。

つまり、高額セミナーを受講することは「勉強の効率を上げ、短期間で濃縮された良質な情報・知識を手に入れる」ことに他なりません。もちろんすべての高額セミナーが充実しているかどうかは、受けてみなければわからないということもありますが、実際の受講者から評判を聞いたり、ウェブ上で評価を調べたりして、受講するのがよいでしょう。

もうひとつのメリット、それは「意識の変化」です。

もし、あなたが資格を取る際に予備校に通った経験があったとしたら、それなりの受講料を支払っているはずです。その際、決して安くない代金を支払ったと思いますが、そこで「これだけ払ったのだから、絶対に合格しなければ」と意識が変わったことはありませんか?

実際のところ、意識の変化というのは抽象的ですが、見えているもの以上に重要です。どれほど驚異的な量の経営知識を持っていたとしても、結局のところそれを使いこなすのはあなたの意識であり決意です。ですから、自己投資をするということは知識を習得することの他に、「意識を変える」という重大な意味を持っているのです。

私が変化したのは、自己投資の桁を増やしてからだった

なぜ、そのようなことが断言できるのか。それは、私自身が体験したからです。

私も開業当初は資金に余裕がなく、自己投資を控えていました。幸運なことに近くに市営の大きな図書館があったため、ビジネス書を読むことはできましたが、それでも最新刊をすぐ読むことは難しい状況でした。