SNSもメディアの一つでしかなく、情報の拡散・共有手段の一形態に過ぎません。

「一次情報・一次ソース」の以前に、その情報そのものたるファクトを生み出している人・組織がいます。そうした人たちを軽視・バカにしてきたら、愛想を尽かせられるのは当たり前です。

産業界・経済界の中に居たら、その末端の者ですら、目の前の現実と乖離した報道・情報がマスメディアから垂れ流されている様、識者と称する偽物が声高に語っている様を見せつけられてきたわけです。もちろん、それはネット上の言説もです。

マスメディアもXやYouTubeにアカウントを持ち発信しているのに、自分らはそれとは無関係である、SNS上の言論空間の形成に関与していないという態度なのは、いったい何なんでしょうか?

まずは、この欺瞞から抜け出すことがマスメディアに必要なことであり、それが健全な言論・情報空間の形成に貢献すると思うのです。

編集部より:この記事は、Nathan(ねーさん)氏のブログ「事実を整える」 2024年11月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「事実を整える」をご覧ください。