日常生活でもよく耳にする言葉、それが「親の心子知らず」です。
実際に口にしたことがある人もいるのではないでしょうか。
今回はそんな「親の心子知らず」の意味について解説します。
目次
・「親の心子知らず」とは
・「親の心子知らず」とは
・「親子」以外でも対象となる関係性
・「親の心子知らず」の用い方・例文
・あえて厳しく教えたが「親の心子知らず」だったか
・勉強を教えようにも「親の心子知らず」でうまくいかない
・「親の心子知らず」だからなのか仕事の教え方がわからない
・「親心」にまつわることわざ
・子を持って知る親の恩
・焼け野の雉夜の鶴
・まとめ
「親の心子知らず」とは
ここでは「親の心子知らず」の意味を解説します。
「親の心子知らず」とは
「親の心子知らず」は、親が子を思う気持ちが通じず本人は勝手気ままなものであるということを表現した言葉です。
実際に親の愛情や苦労は子供にはなかなか伝わりません。
それどころか子供は親の気も知らずに自由に振る舞うこともあるでしょう。
そういった親子の心情のずれを表現したのが「親の心子知らず」です。
よく反抗期の子供に対して両親が「親の心子知らずだ」と表現したりします。
ただし、この言葉は親子だけでなくその他の関係でも使用されます。
「親子」以外でも対象となる関係性
「親の心子知らず」は親子関係に使用されることの多い言葉です。
実際にすれ違う親子の関係を「親の心子知らず」と表現することがあります。
しかし、この言葉は親子のみならず「師匠と弟子」「教師(先生)と生徒」「上司と部下」など多種多様な関係性においても使用されます。
そういった特定の上下関係がうまくいかない場合に使用されるのが「親の心子知らず」となります。