中華料理チェーン「楊国福マーラータン」は11月19日、店の料理に虫が混入していたという情報がネット上で拡散されている件について、公式Xを通じて現在までに判明している内容を報告しました。
顧問弁護士の立ち会いのもとで調査を行った結果、問題が発生したのは業務用スーパーで仕入れた非油揚げの乾麺である可能性が極めて高いことが確認されたとのこと。現在、全ての店舗で該当の乾麺の使用を禁止し、証拠として保管しているとのことです。
「楊国福マーラータン」は中国を拠点とする株式会社大天元の主要ブランド。バイキング形式を採用することで、各自が好みに合わせた具材でマーラータンを楽しめることが特徴です。日本では東京、横浜、大阪、福岡など、都市部を中心に店舗を展開しています。
事の発端となったのは11月10日、東京銀座店を利用した人物が、TikTokを介して「料理に虫が入っていた」と指摘を行ったこと。この投稿は瞬く間に拡散されX(Twitter)にも転載。炎上する事態となっていました。なお、発端となった投稿は既に削除されています。
その後、「楊国福マーラータン」は11月15日に公式Xを通じて、保健所による店舗立ち入り検査があったことを報告。18日に検査報告書の申請に行く予定としており、検査結果を公開することを約束していました。
今回19日に行われた発表では、仕入れた材料に原因があった可能性が極めて高いと説明されています。また、以降も保健所が輸入業者等と連携し、さらに詳細な調査を進める予定とのこと。「この調査によって、問題の原因究明と再発防止策が検討される見込み」だとしています。
投稿の最後は「今後同様の事態が発生しないよう、商品の品質チェックを一層強化してまいります」と対策を述べ、「お客様に安心してご利用いただけるよう、引き続き改善に努め、進展があり次第、随時ご報告いたします」と、締めくくった楊国福マーラータン。今後の進捗にも注目が集まります。
<参考・引用>
楊国福マーラータン(@yangguofu520)
(山口弘剛)
提供元・おたくま経済新聞
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