Productive day meeting w/ @SenatorWicker @SenJohnBarrasso @MarshaBlackburn @SenatorHagerty @SenMullin to discuss priorities in ushering in strength and accountability to DoD. I’m thankful to Vice President-elect @JDVance for his support, and look forward to further meetings. pic.twitter.com/gGQfAsn7dL
— Pete Hegseth (@PeteHegseth) November 22, 2024
【2】法案可決には上院議会でフィリバスターを突破する必要あり。ただし、財政調整法案は過半数で承認される。トリプルレッドになったとしても、法案を可決・法改正するには議会でフィリバスターを突破しなければならない。フィリバスターを打ち切るには、60票が必要だ。53議席しかない共和党は、民主党から票をもらう必要があるが、それは期待できないと考えたほうがよい。ただし、年度予算で財政調整法案を使える部分については過半数で可決が可能だ。しかし、財政調整措置は魔法のように何でも実現できるわけではない。
細かい基準が数多あり、大きく4つをクリアする必要がある。
① 財政調整法が適用されるのは、義務的経費のみ。 義務的経費とは、 国債費、年金・医療といった社会保障費、国家公務員の給与や退職年金などのようにすでに政府に支出が義務付けられている経費をさす。逆に、国防費は裁量的歳出に分類される。
② 歳出と歳入に関わる予算
③ 年度に1回だけ利用できる
④ 上院議事運営専門家(Parliamentarian)が法案内容を確認し、バード・ルールに適応しないものは除外される
2022年の年度予算で民主党は財政調整法案を用いてIRA(インフラ削減法)を可決した。その時に、最低時給$15を法案に盛り込んだが、上院議事運営専門家により却下されたため除外された。スーン上院院内総務も、ルールを重んじると思われるので財政調整法案を利用したとしても、財政調整法案のルールは守るだろう。