前節からの順位変動:青森山田高校(7位→8位)、川崎フロンターレU-18(8位→7位)
柏が尚志を完封!
尚志高校(0-2)柏レイソルU-18
【得点者】
- 32分:ワッド・モハメッド・サディキ(柏U-18)
- 69分:加茂結斗(柏U-18)
試合は31分、柏レイソルU-18FW戸田晶人のラストパスを受けたFWワッド・モハメッド・サディキ(来季トップチーム昇格内定)が左足で流し込み柏が先制に成功。前半を1点リードで折り返す。後半に入っても柏の良さが目立つ。69分には先制点を決めたワッドのシュートを尚志高校GK野田馨が弾くも、こぼれ球を途中出場のFW加茂結斗が流し込み柏が追加点を奪って試合はこのまま終了。終始ボールの動かし方やセカンドボールの回収の良さが際立った柏が尚志を圧倒した。柏はこれで直近8戦負けなしで好調をキープ、優勝に望みを繋げている。一方で敗れた尚志は降格圏の11位に転落。次節にもプリンスリーグへの降格が決まる可能性が出ており、崖っぷちに立たされている。
前節からの順位変動:尚志高校(10位→11位)、柏レイソルU-18(3位→2位)
鹿島ユースが優勝へ一歩前進
鹿島アントラーズユース(2-1)前橋育英高校
【得点者】
- 2分:中川天蒼(鹿島ユース)
- 67分:久保遥夢(前橋育英)
- 86分:吉田湊海(鹿島ユース)
試合はいきなり動いた。2分、ロングボールのこぼれ球に反応したMF中川天蒼が落ち着いて流し込み鹿島アントラーズユースが先制に成功。その後は前橋育英高校が怒涛の攻撃で鹿島ゴールを脅かす。67分、前橋育英は右コーナーキックからDF久保遥夢の豪快なヘディングがゴールネットに吸い込まれ同点に追いつく。その後も前橋が決定機を作り出すも鹿島ディフェンス陣の集中した守りに阻まれる。すると86分、鹿島の右サイドからのフリーキックにFW吉田湊海が頭で合わせ勝ち越しに成功。試合はこのまま終了となり、鹿島が優勝を手繰り寄せる勝ち点3を手にした。