仲間を許したソンの優しさや、差別を受けていることに気付かなかった鎌田の“鈍感力”も、時には必要だろう。しかし、後進に道を作る立場のアジア人選手が、はびこる差別に対し、ハッキリと「NO!」と表明することが必要なのではないだろうか。